神社の池に金魚800匹捨てられる 8人がかり2時間半かけて網で… 鹿児島・霧島市
鹿児島県霧島市の北辰神社で、境内の池に異変がありました。約800匹の金魚が捨てられていたのです。
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鹿児島県霧島市の神社で、境内の池に異変がありました。
記者
「12日、境内の中の池に大量の金魚がいるのが見つかりました」
13日に撮影された写真に写っていたのは、金魚で一面真っ赤になっている池の水です。約800匹の金魚が捨てられていました。発見したのは、この池でホタルを保護する団体です。
清水ほたる愛好会 米森道明会長
「ここ(池)にホタルのえさ(となる生きた貝)が入っているんですけど、それが今どうなっているのかなと見に来たら、ここでバッと一面(真っ赤に)。もう水はドロドロです。(金魚が)動くものだから」
12日午前10時ごろに見回りに来たところ、池に捨てられていた金魚を発見し、13日に8人がかりで約2時間半かけて網ですくい出しました。
清水ほたる愛好会 米森道明会長
「なんていうことをしたかと思って、もう頭に来ました」
金魚は、地元のペット販売業者に引き取られました。販売業者によると、全て「ランチュウ」という品種で、体長は3、4センチほどと生まれたばかりのサイズだということです。
ドロドロになっていたという池。今はホタルの“えさとなる貝”を育てていて、ホタルはいなかったということです。