関東にも雨雲が流れ込み、5日(水)午後5時現在、東京都心部でも弱い雨が降っています。関東では、6日(木)朝にかけて各地で雨が降りますが、その後は天気が回復し、日中は厳しい暑さとなりそうです。

日本海にある低気圧から伸びる前線が本州付近を通過中で、九州から東北にかけての広い範囲で雨が降っています。関東でも、午後になって一部で雨雲がかかり、東京都心でも、午後3時半ごろから弱い雨を観測しています。

この後も、関東では雨が降ったりやんだりの状態が続き、夜遅くから6日(木)未明にかけては、沿岸部を中心に本降りとなる所もありそうです。

6日(木)朝には天気は回復に向かい、次第に日差しが出る見込みですが、この日差しと共に気温がぐんぐん上昇し、日中は各地で30℃を超える厳しい暑さとなりそうです。

6日(木)の最高気温は、前橋で34℃、熊谷や秩父で33℃と、猛暑日に迫るような暑さが予想されているほか、宇都宮で32℃、東京都心や横浜で31℃、千葉で30℃など、関東の広い範囲で真夏日となりそうです。雨上がりで湿度も高くなるため、熱中症の危険が高まるとみられ、環境省が発表している暑さ指数でも、神奈川や埼玉、群馬で「危険」レベル、東京や千葉、茨城、栃木でも「厳重警戒」レベルとなっています。

日中の外出や屋外での作業はなるべく短時間に済ませるようにしましょう。また、屋内でも暑さを我慢せず、適切にエアコンを使用し、水分や塩分をこまめに補給するなど、熱中症には厳重な警戒が必要です。