「実際に口元につけて…」美容部員が客に“メイク”再開 デパートで喜びの声
愛媛・松山市にある「松山三越」の化粧品売り場では、客にメイクを施す「タッチアップ」が再開しました。タッチアップは、新型コロナウイルスの感染対策のため、2年半の間、自粛していましたが、美容部員は「口元につけていただく方が、色味もしっかりでてくる」と話します。
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「松山三越」の化粧品売り場では3日、6割の店舗で、客にメイクを施す「タッチアップ」が再開しました。新型コロナウイルスの感染対策のため、2年半の間、自粛していました。
自粛中は、口紅の色味をみ見る時は手につけるかたちでしたが、ゲランのビューティーアンバサダー・井口舞菜さんは「実際に、その人にあった色味を口元につけていただく方が、色味もしっかりでてくる」と話します。
タッチアップを再開した3日、化粧品売り場全体の売り上げは、去年と比べ30%アップしたといいます。
松山三越 化粧品担当 野本優子さん
「プラス1点2点のご購入につながりますので、お客様にも喜んでいただけますし、メイクをする楽しみなどを感じていただければ」
松山三越では「屋外でマスクをはずす機会が増えることから、久々に顔を見せる不安を払拭するサポートをしたい」と話していました。