「町のシンボル」大観覧車の解体作業進む 沖縄・北谷町
沖縄県北谷町で2000年に開業した50メートル級の高さの観覧車。「町のシンボル」でしたが、解体作業が進んでいます。
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沖縄県北谷町には、2000年に商業施設に併設する形で開業した観覧車があります。50メートル級の高さになる、北谷町のシンボルだったといいます。
6日、その観覧車を訪れると、なんとも変わり果てた状態になっていました。以前のものと比べると、8分の1サイズとなっていたのです。実はこの観覧車、解体作業のまっただ中でした。すでにゴンドラは撤去され、骨組みだけとなっていました。
解体作業が進む状況に、地元の人からは惜しむ声も聞かれました。
地元の人
「北谷の今までの発展をこれ(観覧車)が示していると思うんですよ。沖縄で今までどこにもなかったシンボルでしたからね、寂しいですよ」
今後も解体作業が続けられ、観覧車の跡地にはホテルが建設される計画だということです。