関東や東海を中心に記録的な暑さとなっていて、午後2時までに静岡県の浜松市天竜に加え、栃木県や群馬県でも40度を超えました。

日本付近には熱帯からの非常に暖かな空気が流れ込んでいて、山越えの風によるフェーン現象も加わって、関東や東海など、太平洋側を中心に記録的な暑さになっています。

午後2時までの最高気温は栃木県の佐野で41.0度に達し、全国で今年一番の暑さを更新したほか、静岡県の浜松市天竜で40.2度、群馬県の館林で40.1度と3地点で40度を超えています。

そのほか、埼玉県の熊谷で39.9℃、群馬県の伊勢崎で39.7℃、東京の練馬でも39.3℃まで気温が上がっていて、このあと40度を超える地点がさらに増え、日本歴代一位の気温を更新する可能性があります。

29日は、熱中症警戒アラートが東北から九州の38都府県に出されています。炎天下での外出や作業はなるべく控え冷房のある屋内に避難するとともに高齢者や子どもなど、熱中症にかかりやすい人たちへ積極的に声かけするなど見守りをお願いします。