19日朝、東北新幹線が時速300キロ以上で走行中に連結部分が外れて停車したトラブルで、連結部分は通常、車両が停止したときにしか、離れない仕組みになっていたことがわかりました。

19日午前8時すぎ、東北新幹線の「はやぶさ」と「こまち」の連結部分が、仙台駅と古川駅の間で何らかの理由で外れ停車しました。

乗客およそ320人にケガはなく、JR東日本によりますと外れた当時、時速およそ315キロで走行していたということです。この連結部分は、本来車両が停止しているときにしか離れない仕組みになっているということですが、運転士も直前に異常な音や振動は感じなかったということです。

連結部分の外観には異常は確認されておらず、JR東日本が外れた原因を調べるとともに、連結して運転する96編成全てを目視で点検するとしています。JR東日本で走行中に連結部分が外れるのは初めてです。