秋元議員“証人買収”1000万円自ら準備
自身が起訴された汚職事件の裁判で、証人を買収しようとしたとして逮捕された衆議院議員の秋元司容疑者が、買収するために提示した2000万円のうち、1000万円を自ら準備していたことがわかりました。
衆議院議員の秋元司容疑者は、佐藤文彦容疑者ら2人と共謀し、自身の収賄事件で賄賂を渡したとして起訴された紺野昌彦被告に対し、裁判でウソの証言をするよう依頼して6月に現金1000万円、7月に現金2000万円を渡そうとするなどした疑いがもたれています。
関係者によりますと、佐藤容疑者が買収のために7月に提示した現金2000万円のうち1000万円について、秋元容疑者が自ら資金を準備し、佐藤容疑者に手渡していたとみられることがわかりました。
逮捕前の日本テレビの取材に対し、秋元容疑者は佐藤容疑者との面識について「知りません」とメールで回答しています。