先月、神奈川県横浜市の民家で住人の男性が殺害され、現金が奪われた強盗殺人事件で、奪われた現金の「回収役」とみられる30歳の女が逮捕されました。

警察によりますと、木本未穂容疑者は先月15日ごろ、仲間と共謀し、横浜市青葉区の民家で住人の後藤寛治さんに暴行を加え殺害し、現金20万円ほどを奪った疑いが持たれています。

この事件をめぐっては、これまでに実行役の一人として宝田真月容疑者が逮捕されていますが、捜査関係者によりますと、宝田容疑者が現金およそ20万円から報酬として数万円を抜き取った後、残りを都内の公園に置き、それを木本容疑者が回収したとみられています。

木本容疑者は調べに対し、「犯罪で得たお金を回収しました」と供述していて、警察は奪われた現金の流れを調べるとともに、指示役についても引き続き捜査しています。