鹿児島 暴風で壁はがれ…停電で交通事故も
大型で強い台風10号は九州を中心に被害をもたらし、これまでに少なくとも76人がケガをしています。鹿児島県では、現在も多くの住宅などで停電が続き、損壊した家屋の復旧作業も始まっています。
鹿児島県の枕崎市の海沿いに位置する一帯は、6日夜、猛烈な風にさらされ続けました。ビニールシートで覆われた住宅は、暴風で壁が壊れ、中がむき出しの状態になってしまいました。
この家に住む50代の夫婦によると、6日午後8時ごろ、バキバキという音に気付き様子を見たところ、壁がはがれ中がむき出しの状態になっていたということです。壊れた壁と別の部屋にいた2人にケガはありませんでした。
また鹿児島県内は、現在も、およそ13万4000戸で停電が続いており、7日午後、信号のついていない交差点で、車同士が追突する事故も起き、2人が軽いケガをしたということです。一刻も早い復旧が望まれます。