体育祭の練習中…中学生ら25人が熱中症か
神戸市立の中学校で、体育祭の練習をしていた生徒ら25人が熱中症とみられる症状を訴えました。うち13人が病院に搬送されました。
8日正午すぎ、神戸市にある垂水東中学校で、学校の関係者から「体育祭の練習をしていた生徒が気分がすぐれないと訴えている」と消防に通報がありました。
消防などによりますと、1年生から3年生の生徒ら25人が倦怠感など熱中症とみられる症状を訴え、13人が病院に搬送されました。全員、快方に向かっているということです。
保護者「娘に聞いたら3人くらいの子がしんどくなって過呼吸起こしたりしていたと言っていた」
学校では、全校生徒およそ400人が校庭に集まり、8日午前9時から3時間にわたりテントなどで休憩をとりながら体育祭の練習を行っていて、中学生が症状を訴えた正午すぎは神戸市の気温は29.8℃でした。
また、神戸市では、熱中症を防ぐために定められた『暑さ指数』という指標が28を超えた場合、激しい運動は避けるとしていますが、当時の『暑さ指数』は29を超えていました。
市の教育委員会は、学校の対応が適切だったかどうか調べています。