関東 23日は寒さ続くも週後半は“春本番”花粉も大量飛散か
22日は関東各地で冷たい雨や雪が降り、日中も気温が上がらず凍える寒さとなりました。このあと、23日朝にかけて一時的に天気は回復しますが、日中はふたたび雲が広がる予想で、気温もあまり上がらずヒンヤリと感じられる一日になりそうです。
■雪や雨がやんでも23日は寒さが続く
22日は、関東の広い範囲で朝から冷たい雨や雪が降り、水戸や、つくば、熊谷などで積雪を観測しました。
関東の雨雲はほぼ抜けましたが、気温の低い状態は23日朝にかけて続くため、ぬれた路面の凍結によるスリップ事故や歩行中の転倒などに注意が必要です。
また、23日朝にかけては、一時的に天気は回復しますが、23日、日中は気圧の谷が近づく影響でふたたび雲が広がり、気温もあまり上がりません。
23日に予想される最高気温は、東京や横浜、千葉、宇都宮で11℃、熊谷や前橋で10℃、水戸で9℃の予想となっていて、各地で2月上旬から中旬並みの寒さとなりそうです。
22日と比べれば高くなりますが、それでもヒンヤリと感じられ、冬物の上着が手放せないでしょう。
ただ、この寒さも23日までで、24日からは次第に気温が上がり、週後半は春本番の暖かさになるところが多そうです。
東京の週間予報では、24日は16℃、25日は19℃、26日は20℃と、右肩上がりで気温が上がり、東京の桜も満開に近づくでしょう。
■天気回復+気温上昇で花粉は大量飛散
天気の回復と気温の上昇によって心配されるのが花粉です。22日は雨や雪の影響で花粉の飛散は抑えられたとみられますが、雨がやむ23日は関東の全域で花粉が「非常に多い」予想です。
その後も土曜にかけて大量飛散が続く見込みで、花粉症の方にはつらい季節がまだしばらくは続きそうです。