スギ花粉は各地でピーク突入 一部地域ではヒノキ花粉の飛散も始まる
日本気象協会によると、3月10日ごろから続く季節外れの暖かさによってスギ花粉の飛散が一気に加速し、各地で飛散のピークに突入しているということです。
関東地方では3月5日に春一番が吹き、その後一時的に寒気が流れ込んで気温が下がりましたが、3月10日以降は西日本から東日本の各地で季節外れの暖かさが続いていて、花粉の飛散量も一気に増えているとみられます。
3月14日時点で、九州から青森までの全国でスギ花粉の飛散が確認されていて、一部地域ではヒノキ花粉の飛散もすでに始まっています。
九州から近畿、東海、関東では、1日のスギ花粉飛散量が1平方センチメートルあたり100個を超える猛烈な飛散となる日も増え、まさに花粉飛散のピークに突入しています。
花粉飛散のピークは3月下旬ごろまで続く見込みで、花粉症の方にとってはつらい日々がもうしばらく続きそうです。
写真:愛知県豊田市・3月10日撮影(日本気象協会提供)