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【1か月予報】3月中旬は「春全開」の陽気…西日本~関東でサクラのつぼみ膨らむ

2022年3月11日 4:29
【1か月予報】3月中旬は「春全開」の陽気…西日本~関東でサクラのつぼみ膨らむ

この先1か月の気温は、ほぼ全国的に平年より高くなる見込みです。特に、西日本から関東では、3月13日から15日頃にかけて、平年に比べてかなり暖かくなりそうです。西日本から関東では、3月下旬にソメイヨシノが開花するところが多いでしょう。


■北日本(北海道・東北)

北日本では、3月15日頃にかけて、気温が平年より高くなる地域があるでしょう。雪国では融雪が進みますが、積雪の多いエリアでは、雪崩の危険性が高まりますので注意が必要です。

3月下旬以降の気温は、ほぼ平年並みの気温となりそうです。天気の周期的な変化の中で、寒の戻りの時期がありそうです。

この先1か月の降水量や日照時間はほぼ平年並みの見込みです。


■東日本(北陸・関東甲信・東海)

東日本では、3月12日から15日頃にかけて気温がかなり高くなり、日中の気温が20℃以上となる地域があるでしょう。関東や東海ではスギ花粉が大量に飛散し、ヒノキ花粉が飛び始めるとみられます。寒暖の変化はあるものの、高温傾向は3月22日頃まで続くでしょう。

東海や関東では、3月下旬にソメイヨシノの開花が進みそうです。なお、記録的に早かった去年よりも開花の時期は遅くなるでしょう。

この先1か月の降水量や日照時間はほぼ平年並みの見込みです。


■西日本(近畿・中国・四国・九州)

西日本では、3月12日から15日頃にかけて気温がかなり高くなり、日中の気温が20℃以上となる地域があるでしょう。雨の日以外はスギ・ヒノキ花粉が多く飛ぶおそれがあります。寒暖の変化はあっても、極端な寒さはなさそうで、3月22日頃にかけて高温傾向が続きそうです。

西日本のソメイヨシノは3月下旬に開花するところが多いでしょう。今年は冬の寒さにあたっているので、咲き始めると、開花は進み、花は咲きそろいそうです。

この先1か月の降水量や日照時間はほぼ平年並みの見込みです。


■奄美・沖縄

奄美・沖縄では、例年よりも高気圧に覆われる日が多い見込みです。この先1か月の日照時間は平年より多くなり、雨量は平年より少なくなるでしょう。

気温は、平年より高い日が多く、25℃以上の「夏日」となる日もあるでしょう。


■1か月予報(3月12日から4月11日のまとめ)

<気温の確率予想・低い・平年並み・高い>
北日本   : 20%・30%・50%
東日本   : 10%・30%・60%
西日本   : 10%・30%・60%
奄美・沖縄 : 20%・30%・50%

<降水量の確率予想・少ない・平年並み・多い>
北日本(日本海側) : 30%・40%・30%
北日本(太平洋側) : 30%・40%・30%
東日本(日本海側) : 30%・40%・30%
東日本(太平洋側) : 30%・40%・30%
西日本(日本海側) : 30%・40%・30%
西日本(太平洋側) : 30%・40%・30%
奄美・沖縄     : 40%・40%・20%

<日照時間の確率予想・少ない・平年並み・多い>
北日本(日本海側) : 30%・40%・30%
北日本(太平洋側) : 40%・30%・30%
東日本(日本海側) : 40%・30%・30%
東日本(太平洋側) : 40%・30%・30%
西日本(日本海側) : 40%・30%・30%
西日本(太平洋側) : 30%・40%・30%
奄美・沖縄     : 20%・40%・40%(気象庁発表)

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