菅首相が就任会見で実現に意欲を見せた不妊治療への保険適用について田村憲久新厚生労働相は、保険適用を開始するまでの間、現在の助成制度を拡充する考えを明らかにしました。

田村憲久新厚労相「今の助成制度ありますよね、大幅に増額して欲しいというようなお話しを今いただいている。それに関しても早急に検討した上で、保険適用までに負担の軽減が図れるように進めてまいりたい」

田村厚労相は、１７日の就任会見で、不妊治療の一部を助成する現在の制度について、保険適用までの間、助成費の増額など拡充すると述べました。

その上で、保険適用の開始時期については明言は避け、「なるべく早く」と述べるにとどまりました。

一方、新型コロナウイルスのＰＣＲ検査については、ビジネス目的など全額自己負担で受ける場合、国際比較で日本の価格は高いという指摘があるとして、これを下げることができるのか検討すると述べました。