車いすテニス・国枝選手 組織委と意見交換
全米オープン優勝の車いすテニス・国枝慎吾選手が、現地で経験した新型コロナ対策を来年の東京オリンピック・パラリンピックに役立てたいと組織委員会と意見交換を行いました。
国枝選手は、コロナ対策が徹底された全米オープンの経験をもとに、およそ30項目のアドバイスを行いました。
国枝選手「PCR検査を徹底することで選手や大会のスタッフ、密にかかわる方々が常に陰性である状態というのは大事な点」
国枝選手はホテル到着後と2日・4日後に検査を受け、「バブル」と呼ばれる関係者専用の隔離空間で生活。プレー中もボールボーイが選手にタオルを渡すのをやめ、選手自身が箱から取り出していました。
組織委員会は「安心・安全な大会のため知恵を絞りたい」としています。