今年は「冬らしい寒さ」に~気象庁
気象庁は25日、冬の天候の見通しを発表しました。記録的な暖冬となった去年とは違い、冬らしい寒さの日が多くなりそうです。
気象庁によりますと、南米ペルー沖の海面水温が下がる「ラニーニャ現象」が発生している影響で、日本列島は去年のような「暖冬」とはならず、冬らしい寒さになるということです。
気温は、北日本を除き、「ほぼ平年並み」の見通しですが、気象庁は、「暖冬の年が続いたので、今年の冬は寒く感じる人が多いのではないか」と説明しています。
また、西日本の日本海側では、西高東低の冬型の気圧配置が強まりやすく、雪の量は「平年並みか多い」と予想されています。
気象庁は、車が立ち往生しないよう、冬用のタイヤやチェーンを準備するなど、大雪への備えを進めるよう呼びかけています。