尖閣周辺 台湾漁船と海保巡視船が接触
27日午後、尖閣諸島周辺の日本の領海内で違法操業していた台湾の漁船と海上保安庁の巡視船が接触しました。双方に、けが人はいないということです。
海上保安庁によりますと、27日午後3時すぎ、沖縄県の尖閣諸島周辺の日本の領海内で、宮古島海上保安部の巡視船と台湾の漁船が接触するトラブルがありました。
この巡視船は、領海内で違法操業していた漁船に対し、並走しながら領海外に出るよう呼びかけていたところ、船の左後方に付いている緩衝材と漁船の船首が接触したということです。
双方の乗組員にけが人はなく、船にも大きな損傷がなかったということで、その後、漁船は領海外に退去したということです。
海上保安庁は、ぶつかった当時の状況を詳しく調べています。