エアアジア・ジャパン事業断念の方向で調整
愛知県の中部空港を拠点とするLCC(=格安航空会社)のエアアジア・ジャパンが、事業継続を断念する方向で調整に入ったことが分かりました。新型コロナウイルスの影響で旅客数が激減したことなどが理由とみられます。
エアアジア・ジャパンは、新型コロナウイルスの影響で、今年4月から全便を運休し、このうち国内線は、今年8月から再開していました。ところが需要が戻らず、10月から再び全便を運休するとしていました。
こうした中、エアアジア・ジャパンが事業継続を断念する方向で調整に入り、愛知県に伝えていたことが分かりました。
エアアジア・ジャパンは、業績の悪化を受けて希望退職者を募るなどの対策をしていましたが、厳しい状況が続いていたとみられます。