8月有効求人倍率1.04倍 8か月連続↓
8月の有効求人倍率は、8か月連続で前の月を下回り、1.04倍となりました。6年7か月ぶりの低水準です。
厚生労働省によりますと、仕事を探す人1人に対して求人がいくつあるかを示す8月の有効求人倍率は、前の月と比べて0.04ポイント低下し、1.04倍となりました。前の月を下回ったのは8か月連続で、2014年1月以来、6年7か月ぶりの低水準となっています。
また、有効求人倍率が1倍を下回ったのは13都道府県で、前の月より4道県増えました。
一方、8月の完全失業率は前の月よりも0.1ポイントあがり、3.0%でした。3%台にのったのは2017年5月以来、3年3か月ぶりです。
総務省統計局は「コロナ禍の影響で勤め先の都合による退職者」が増えている、と指摘しています。