GoTo割引額 給付金追加で元通り要請へ
国の観光支援事業「GoToトラベル」で、一部の大手旅行予約サイトで旅行代金の割引額を縮小するなどの動きが相次いでいることについて、観光庁が、追加で給付金を配分し、割引額を元に戻すよう求める方針であることがわかりました。
「GoToトラベル」については、国から事業者に対し給付金が配分されています。しかし、今月から東京発着の旅行も対象になったことなどで、自宅などから簡単に利用できる旅行予約サイトにアクセスが集中し、事業者の給付金が不足したとみられ、週末から一部の大手旅行予約サイトで割引額などを縮小する動きが相次いでいました。
関係者によりますと、これを受けて観光庁は割引額の縮小などをしている事業者に対し、追加の給付金配分を検討し、13日にも発表する方針であることがわかりました。
その上で、事業者に対し元の割引額や回数に戻すよう求めていくということです。