“線路脇に3日”シカの救出活動 埼玉
埼玉県滑川町の東武東上線の線路脇で3日間動けなくなっていたシカの救出活動が16日未明、行われました。シカはケガの程度が重く、その場で安楽死させられました。
東武鉄道や県によりますと、13日、東武東上線の森林公園駅の近くでシカが電車にはねられました。その後、シカは3日間、線路脇に座り込んだままでしたが、16日午前1時過ぎ、東武鉄道の作業員や獣医師など15人ほどによって救出活動が行われました。
救出活動中もシカは生きていましたが、獣医師による診断の結果、ケガの程度が重く衰弱も進んでいるということで、その場で薬を使い安楽死させられたということです。
シカは16日午前、県内で土に埋められたということです。