自称“国勢調査員”…記入済みの調査票詐取
千葉県白子町の住民が、国勢調査の調査員を名乗る男2人に、記入済みの調査票をだまし取られる被害が発生し、県などが注意を呼びかけています。
千葉県によりますと、今月5日ごろ、白子町に住む50代の男性宅に国勢調査の調査員を名乗る40代から50代くらいの男2人が訪問し、「調査票の記入が終わっていたら提出しておきます」などと言って、記入済みの調査票を持ち去りました。
その後の今月10日、本物の国勢調査員が男性宅を訪れ、調査票をだまし取られたことに気づいたということです。
男性宅を訪れた男2人は、調査員証や腕章を身につけていなかったということです。
今のところ、個人情報が悪用された形跡などはないということですが、千葉県などは国勢調査に関する不審な電話や訪問に注意を呼びかけています。