新型コロナウイルスの影響で、航空業界の苦境が続く中、日本航空傘下のＬＣＣ、格安航空会社の「ＺＩＰＡＩＲ」は採用を拡大する方針であることがわかりました。

ＺＩＰＡＩＲによりますと現在、ＪＡＬグループ内からパイロットや客室乗務員の採用活動を進めていて、年内には終了する予定だということです。

ＺＩＰＡＩＲは先週、成田・ソウル線で旅客便がデビューし、来週には成田・バンコク線も就航するほか、来月にはホノルル線の認可取得も目指しています。また、来年度には中型ジェット機２機を導入するなど、国際線の拡大を計画していて、即戦力となる人材の確保が急務だったとみられます。

ＬＣＣに限らず、航空会社各社は新型コロナウイルス感染拡大の影響で採用を見送るなど厳しい経営状況が続いています。