「熱中症特別警戒アラート」きょうから運用開始
人の健康に重大な被害が生じる、過去に例のない危険な暑さが予想される場合に発表される「熱中症特別警戒アラート」の運用が、24日から始まります。
「熱中症特別警戒アラート」は、環境省が3年前から運用してきた熱中症警戒アラートより、さらに危険な暑さを意味し、一段高いレベルで熱中症への警戒を呼びかけます。
気温だけでなく湿度や風の状況なども考慮した「暑さ指数」が、全ての観測地点で35以上になると予測される都道府県に発表され、「過去に例がない広域的に危険な暑さ」で、「人の健康に重大な被害が生じる恐れがある状況」とされています。
自治体は、事前にエアコンを完備した施設を暑さからの避難所「クーリングシェルター」として指定し、特別警戒アラートが発表された場合は、このクーリングシェルターを開放することなどが求められます。