核兵器禁止条約発効へ 広島では喜びの声
核兵器禁止条約の発効が決まったことを受け、被爆地広島では喜びの声が広がっています。
原爆ドーム前では、7つの被爆者団体と市民らおよそ200人が参加し条約発効の喜びを分かち合いました。
広島県、被団協、佐久間邦彦理事長「一筆一筆の署名に託する願いを今後、核兵器禁止条約発効から(核兵器)廃絶へと向かうようもっともっと多く(署名を)広げていきましょう」
広島市、松井一実市長「核抑止力に頼ることそのものを根底から考え直させる条約ができた。現実と理想の葛藤が高いレベルで始まる」
平和公園では高校生たちがキャンドルに灯をともし、核廃絶を訴えました。条約には、核保有国や日本などは参加していませんが、来年1月に発効します。