オリパラ 対コロナ“司令塔組織”新設へ
東京オリンピック・パラリンピックの新型コロナウイルス対策で、大会組織委員会が、感染症対策を一元的に行う司令塔となる組織を新たに設置することがわかりました。
新設される「組織委員会感染症対策センター」は、選手村の診療所などと連携し、感染症対策を一元的に行うもので、アスリートの健康状態を大会終了まで一貫してモニタリングし、陽性者を早期発見するなど、迅速な対応につなげるのが目的です。
また、保健所の機能をもつ「保健衛生拠点」も新たに作り、「感染症対策センター」などと協力して、陽性者の入院医療機関の選定や患者の搬送などの調整にあたるということです。
さらに、選手村の診療所に発熱外来や、民間検査機関の検査設備を設けることも検討されています。これらの計画について、組織委員会や政府、東京都は、27日夕方の会議で協議します。