首里城火災1年で防火訓練 祭りも始まる
沖縄の首里城では、火災から1年となる31日、防火訓練が行われました。
正殿など6棟が全焼した去年の火災では、消火栓から現場までホースをつなぐのに時間がかかり、延焼拡大につながったことから、31日の訓練では新たに、動力付きホースカーを使ってホースを延長する時間の短縮を図りました。
那覇市・島袋弘樹消防局長「きょうの訓練を通してですね、一緒に首里城を守っていければなと思っています。首里城火災のような災害を二度と起こしてはならないと」
また、去年は火災で中止となった首里城祭が、31日から始まりました。新型コロナウイルスの影響で、規模は縮小されましたが、来場者らは伝統芸能の公演などを堪能し、復興への思いを新たにしていました。