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東京五輪“観客数減”来春までに決定で検討

2020年11月11日 11:57
東京五輪“観客数減”来春までに決定で検討

東京オリンピック・パラリンピックのコロナ対策で、観客数を減らす必要があるのかの最終決定は、来年春までに行う方向で検討されていることがわかりました。減らすとなった場合、組織委員会からチケットの払い戻しを要請することになります。

政府は現在、収容人数が1万人を超えるイベントについて、観客を2分の1以下とするなどの上限の規制を実施していますが、東京大会でのコロナ対策も見据え、観客数をどの程度にすべきかスタジアムを使った実証実験なども行っています。

関係者によりますと、東京大会の観客数については今後の感染状況を踏まえた国内の規制に準ずることを基本としつつ、最終的にどの程度減らすかの決定は来年春までに行う考えであることがわかりました。

10日から大会延期に伴うチケットの払い戻しがはじまっていますが、これとは別に来年の春までに観客を減らす決定がなされた場合、組織委員会は更なる払い戻しを求めることを検討するということです。