来年の東京オリンピック・パラリンピックに向け新型コロナウイルス対策を政府と組織委員会、東京都が合同で検討する会議の初会合が開かれました。

政府・東京都・組織委員会による対策会議では、選手の出入国管理、検査医療体制、国内の移動ルール、観客の感染対策など安全に大会を運営するための具体策を協議します。

４日、アスリートの意見として会議に参加したＪＯＣ（＝日本オリンピック委員会）からは選手を対象としたＰＣＲ検査の拡充と出入国の際の隔離措置の軽減などの要望があがったということです。

会議の議長を努める杉田官房副長官は「知恵を出し合い実務的、実効的な対策を綿密に検討して実行に移す」と強調しました。

会議は月に２回ほど開催し、年内に中間の取りまとめを示す予定です。