女川原発再稼働同意 宮城県知事が正式表明
東北電力、女川原発2号機について、宮城県の村井知事は11日、再稼働に同意することを正式表明しました。東日本大震災で被災した原発で初めての同意表明となります。
村井知事「再稼働を進める政府方針への理解要請につきまして、了解することといたしましたので三者を代表してご報告申し上げます」
村井知事は再稼動について、雇用創出や税収増が見込める、などとして「地元として同意すること」を正式に表明しました。
表明に先立ち村井知事は、石巻市長、女川町長との3者協議に臨み、立地自治体トップの意向を最終確認していました。
地元同意を巡っては、「3者協議に判断をゆだねるとした市町村長会議での総意」や、「県議会が容認の意向を示したこと」などを重視していました。
地元同意の表明は、震災で被害を受けた被災地の原発としては、これが初めてとなります。