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北陸新幹線 金沢-敦賀“1年半延期必要”

2020年11月11日 21:24
北陸新幹線 金沢-敦賀“1年半延期必要”

国は与党の会合で、北陸新幹線の金沢-敦賀間の開業は工事の遅れから1年半の延期が必要と報告し、建設費が2880億円膨らむとの試算も示しました。

国土交通省は与党整備新幹線建設推進プロジェクトチームの会合で2023年春を目指して建設が進む北陸新幹線の敦賀開業に1年半の延期が必要と報告しました。

理由については県境の加賀トンネル内で相次いで亀裂が見つかり、追加する対策工事のめどが立たないことや敦賀駅での工事の遅れなどを挙げています。

11日の会合ではこれらの対策で建設費が2880億円膨らむとの試算も示しました。

北陸新幹線の金沢-敦賀間の開業の時期は当初の2026年春から3年前倒しになっていましたが、延期になれば活性化の準備が進む沿線への影響は避けられません。