発熱など診療 医療機関2万5千か所指定
新型コロナウイルスとインフルエンザの同時流行に備え、発熱などの症状がある人の診療などを行う地域の医療機関が、およそ2万5000か所指定されました。
厚労省によりますと、11日までに都道府県が指定した新型コロナウイルスとインフルエンザ、両方の診療、または検査までできる地域の診療所などは、全国で2万4629か所だということです。
現在、症状がある人は原則、保健所などに電話し大病院にある帰国者・接触者外来で検査を受けます。
しかし、インフルエンザとの同時流行で患者の増加も予想されるので、大病院には重症者の治療に専念してもらうため、症状がある場合は、かかりつけ医で診療や検査を受ける仕組みに変わります。
その医師が検査できない場合は、検査可能な診療所などを紹介し、かかりつけ医がいない人は、都道府県の相談センターに電話することになります。