自民党議員に多額の資金提供か 特捜部、風力発電会社の社長を任意聴取
洋上風力発電事業をめぐり、自民党の国会議員に対して多額の資金提供をした疑いで、東京地検特捜部が都内の風力発電会社の社長に任意で事情を聞いていたことがわかりました。
関係者によりますと、特捜部の任意の聴取を受けたのは、東京・千代田区にある風力発電事業の「日本風力開発」の社長です。
洋上風力発電事業をめぐり「日本風力開発」側が、自民党の秋本真利議員側に対して多額の資金提供をした疑いがもたれているということです。
「日本風力開発」は、「当社が東京地検により贈賄の疑いで捜査を受けているとの報道がありましたが、当社が、国会議員ほか公務員に対し贈賄をした事実は一切なく、この点を立証できる客観的な証拠が数点存在しています」とコメントしています。