20代~50代が意図せず感染拡大の可能性
新型コロナウイルスに関する厚生労働省の専門家の会議は、20代から50代の世代で「本人は意図しないまま感染拡大につながっている可能性がある」と指摘しました。
国立感染症研究所・脇田隆字所長「(感染者数は)過去最多の水準が続いています。引き続き最大限の警戒が必要」
アドバイザリーボードは、入院者数や重症者数の増加が続いていて医療体制などへの負荷が増大、継続していると改めて危機感を示しました。
また、20代から50代で県をまたいで移動する人が他人に感染させている例が、他の年代よりも多いという解析結果が示されました。
これを受けてアドバイザリーボードは、こうした世代が本人は意図しないまま人に感染させている可能性があると指摘しました。
国立感染症研究所の脇田所長は、「20代から50代の移動を抑えていくことが重要だ」と述べました。