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大阪で「外出自粛要請」 不安や戸惑いの声

2020年12月4日 12:02
大阪で「外出自粛要請」 不安や戸惑いの声

大阪府は、独自の基準「大阪モデル」で、非常事態を表す「赤信号」を初めて点灯させ、4日から府民に不要不急の外出自粛を要請しています。

外出自粛要請の初日となった4日、大阪府民からは不安や戸惑いの声が多く聞かれました。

大阪府民「赤色という衝撃的な色が出たので、切迫した印象を受ける」

大阪府民「(旅行で)京都に行く予定だったが、昨夜キャンセルした」

大阪府は、実際に運用している重症者の病床使用率が82.9%と非常にひっ迫していることから、「大阪モデル」で初めて“赤信号”を点灯させ、「医療非常事態宣言」を出しました。

今月15日まで、できるかぎり不要不急の外出自粛を呼びかけるほか、大阪市北区と中央区で行っている営業時間の短縮要請などの期間も4日間延長し、15日までとしました。

一方、学校については、子どもへの影響が大きいとして、短縮授業や分散登校は行わないとしています。