国内温室効果ガス排出量 6年連続で減少
環境省は、国内の温室効果ガスの排出量が6年連続で減少したと発表しました。
小泉環境相「ライフスタイルが変わっていかなければ、最終的にカーボンニュートラルは実現しないので」
環境省によると、2019年度の温室効果ガス排出量の速報値は12億1300万トンで、前年度に比べて2.7%減りました。2014年度以降、6年連続で減少しており、算定を始めた1990年度以降で最も少なくなっています。
主な理由として、鉄鋼業や製造業などの生産量が減少したことや、太陽光など再生可能エネルギーの導入が拡大したことなどをあげています。
政府は、国内の温室効果ガスの排出量を2050年までにゼロにすると表明しており、小泉環境相は、再生可能エネルギーを増やし、生活様式を変えることを改めて提案しました。