広島市 飲食店で酒類の提供“時短”要請へ
広島県は、「広島市」の感染状況が最も深刻なステージ4に迫っているとして、帰省の自粛や広島市内の、飲食店での酒類の提供時間短縮を要請することなどを明らかにしました。
広島県・湯崎英彦知事「早期に集中して対策をとることで、社会・経済への影響を、できるだけ最小限にとどめた対策が必要である」
広島市の感染の急拡大を受け、県は対策会議を開き、12日から年始までのおよそ3週間を「集中対策期間」と定め、感染防止を呼び掛けることを明らかにしました。
市民には外出の機会を減らして人の接触を減らすことや、年末年始の感染拡大地域への帰省の自粛を求めます。また、飲食店には座席の周りをアクリル板で仕切るなど飛沫感染予防対策の徹底を呼び掛けます。応じられない場合は、休業を要請するとしています。
さらに飲食店に酒類の提供時間の短縮を要請するほか、感染状況が改善しない場合は、営業時間の短縮の要請も検討することにしています。