全国知事会の会長でもある徳島県の飯泉知事が、参加する大人数での会食が、今月上旬、徳島市で開かれていたことが分かりました。

関係者によりますと、今月４日夜、徳島市内のホテルで、飯泉知事や自民党の県議会議員など合わせておよそ４０人が参加する会食が開かれました。この会食は、県議会の代表質問と一般質問が終わったことをうけて開かれたもので、飯泉知事は乾杯の挨拶の後、４０分程度で会場を後にしたということです。

参加者はマスクを着用し、１０人用の丸テーブルに５、６人が着席するなど、新型コロナウイルスの感染対策をしていたということですが、全国知事会長でもある飯泉知事は、大人数での飲食についてこれまでも記者会見などで注意を呼びかけてきました。

会食に参加した寺井正邇県議会議長「慎重さが足りなかったということを含めると、本当に申し訳なかったと思っている」

一方、飯泉知事は「ＧｏＴｏイートで、会食を４人以下とする制限は徳島県は対象ではなく、感染対策をして実施されたことは問題がないと認識している」とコメントしています。