『仙台初売り』混雑なく、伝統は様変わり…
宮城県仙台市では豪華な景品で知られる『仙台初売り』が2日、始まりました。
仙台市中心部の商店街にある老舗のお茶の販売店では、コロナ禍でも初売りの伝統を守ろうと、今年も恒例の「景品入りの茶箱」を用意しました。例年の先着順ではなく、抽選に当選した140人のみが店の前に並び午前7時の開店とともに茶箱を手にしていました。
江戸時代から続く伝統の「仙台初売り」は、豪華な景品を目当てに毎年、早朝からにぎわうことで知られています。
しかし、今年は福袋の事前予約など店が新型コロナ対策を実施したことから例年のような混雑は見られず、伝統は様変わりを余儀なくされています。