安倍前首相の“不起訴不当”審査申し立て
「桜を見る会」の前日に行われた夕食会をめぐり、安倍前首相が不起訴となったことを不当として、市民団体が検察審査会に審査を申し立てました。
安倍前首相は「桜を見る会」の前日に安倍前首相の後援会が開催した夕食会をめぐって、公職選挙法違反と政治資金規正法違反の疑いで刑事告発されていましたが、先月、東京地検特捜部はいずれも嫌疑不十分で不起訴処分としていました。
この不起訴処分を不当として、市民団体が4日、検察審査会に審査を申し立てました。
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会のメンバーは「秘書が勝手にやったことで知らなかったという供述は、到底信用できるものではない」と指摘しました。