“桜前日夕食会”安倍前首相秘書ら任意聴取
「桜を見る会」の前日に行われた夕食会をめぐり、東京地検特捜部が、安倍前首相の公設第1秘書ら複数の関係者から任意で事情聴取していたことがわかりました。
関係者によりますと、2018年の「桜を見る会」の前日に、安倍前首相の後援会が開催した夕食会をめぐって告発状が出されていた問題で、特捜部が、安倍前首相の公設第1秘書や地元の支援者ら20人以上から任意で事情を聞いていたことがわかりました。特捜部は、詳しい経緯を聞くなどして、立件の可否を判断するものとみられます。
告発状を出した弁護士らの団体は、夕食会で実際の費用を下回る参加費しか徴収せずに一部を安倍前首相側が負担した公職選挙法違反の疑いと、夕食会の収支を政治資金収支報告書に記載していない政治資金規正法違反の疑いがあるとしています。