克行被告の後援会副会長「14年も金を…」
元法務大臣の河井克行被告の第10回公判が16日に行われ、克行被告の後援会副会長が「2014年の衆院選のときも、投票のとりまとめを依頼する目的でお金を受け取った」と供述した調書が読み上げられました。
16日の公判では克行被告側が同意した、事務所のスタッフや広島県議、市議などの供述調書を検察側が読み上げました。
克行被告の公設第一秘書が「『これ悪いんだけど河井先生に渡してくれんかね』と後援会の人から茶封筒を渡された」「県議の中にも克行代議士に返金している人がいることは知っていたので、茶封筒には現金が入っていたと思った」などと供述した内容が読み上げられました。
また、克行被告からお金を渡されたという後援会の副会長が、「2014年の衆院選のときも、投票のとりまとめを依頼する目的でお金を受け取ったので、同じ趣旨だと思った」などと供述した調書も読み上げられました。