桜を見る会「菅総理の在任中はやらない」
菅内閣が17日から本格的に始動しています。加藤官房長官は会見で、16日に菅総理大臣が打ち出した「桜を見る会」の中止について、「菅総理の在任中はやらない」と改めて説明しました。
加藤官房長官「総理は来年以降、少なくとも菅総理の在任中は(桜を見る会を)やらない。こういうことを申し上げたんだというふうに、私は認識をしています」
また、安倍政権は「桜を見る会」の出席者が増えたことなどへの批判を受け、あり方を検証するとしてきました。この検証作業について加藤長官は、新型コロナウイルスへの対応を理由に挙げて、「全般的な見直しを行うことは、現在は難しい状況にはある」との認識を示しました。
また「総理の昨日の判断で一つの結論は出ているのではないか」と述べました。
菅総理が中止を表明したことを受けて、野党からは「やめればおしまいで済む話ではない」との批判の声が出ています。