気象庁、新長官が就任 予報精度向上に意欲
近年、気象災害が相次いでいますが、5日、新たな気象庁長官が就任し、予報精度の向上に強い意欲を示しました。
新たに気象庁のトップに就任した長谷川直之長官は、1983年入庁の60歳で、台風が1年間に10個上陸した2004年に予報部で災害対応にあたったほか、2013年には企画課長として、「特別警報」の創設を主導しました。
長谷川長官は、近年、温暖化の影響を受け、気象災害が相次いでいることを念頭に、予報精度の向上に強い意欲を示しました。
長谷川長官「やはり線状降水帯や台風の進路や強度の予報の技術、これをしっかり前に進めることが大変重要で、喫緊の課題だと認識しています」
また、長谷川長官は、コロナ禍でも津波警報などの防災情報を確実に発表できるよう、職員の感染対策を徹底する考えを示しました。