警視庁トップ交代 第100代警視総監に迫田裕治氏が就任
首都・東京の治安を担う警視庁のトップが交代し、第100代警視総監に迫田裕治氏が就任しました。
第100代警視総監に就任した迫田裕治氏は、28日午前、警視庁本部で緒方禎己前警視総監と事務の引き継ぎを行いました。
迫田新総監は、長崎県警本部長や警視庁公安部長を歴任し、2023年6月からは、警察庁の警備局長を務めていました。
迫田新総監は会見で、警視庁の最重要課題として一連の強盗事件への対応を挙げました。
迫田裕治新総監「都民、国民に大きな不安を与えています。警視庁の総力を結集し、他の関係県警察とも連携しながら、早期の解決を目指して参ります」
一方、緒方前総監は、衆議院補欠選挙や都知事選で起きた問題への対応を振り返り、「この教訓が今後の選挙などへの対応につながることを期待する」と話しました。