これまで同じ場所で展示されていた上野動物園の双子パンダが、今月16日から別々に展示されることが決まりました。

上野動物園の双子パンダ、「シャオシャオ」と「レイレイ」は、これまで同じ場所で展示され、来園者は双子がじゃれ合う姿を見ることができました。

「シャオシャオ」と「レイレイ」は去年3月に母親の「シンシン」と離れ、2頭で過ごしてきましたが、上野動物園によりますと、仲の良さは変わらないものの、体が大きくなるにつれて、じゃれ合いの激しさが増し、嫌がる様子がみられたということです。

このまま同居を続けるとケガの恐れがあるため、今月16日から双子を別々に展示することに決めたということです。

月曜日は休園日となっているため、双子パンダがじゃれ合う姿を見られるのは今月14日までの予定だということです。

園の担当者は、「パンダは単独で暮らす生き物なので、成長の過程だと思って、これからも2頭の成長を見守ってほしい」と話しています。