死者になりすまし保険解約…返戻金詐取か 「相続プロデューサー」名乗る男逮捕
死亡した男性が生きているように装って、無断で生命保険を解約して、現金およそ290万円をだまし取ったとして、「相続プロデューサー」を名乗る男が逮捕されました。
警視庁によりますと、菅原信一容疑者は2019年、死亡した男性になりすまして、生きているように装って、生命保険を解約する書類を作成し、解約返戻金およそ290万円をだまし取った疑いがもたれています。
菅原容疑者は、遺産を管理する一般社団法人代表を務め、「相続プロデューサー」として、セミナーを開催して、遺産相続を手伝うという名目で、死亡した男性の弟から、キャッシュカードや預金通帳、保険証書などを預かっていたということです。
調べに対し菅原容疑者は、「弟に頼まれて解約しただけだ」と容疑を否認しているということです。