宮崎の食で新ビジネス ローカルフードプロジェクト
様々な業種が連携し、宮崎の食で新たなビジネスを創出するローカルフードプロジェクト。今年度の採択事業について、中間発表が行われました。
農林水産省が推進するローカルフードプロジェクトは、様々な業種が連携し、新しい事業を生み出すフードビジネスの取り組みです。今年度は、宮崎の食資源で5つの事業が採択されています。
諸塚村のまちづくり会社では、みやざき地頭鶏の商品開発を通じ、世界農業遺産 高千穂郷・椎葉山地域の5つの町村による連携に挑戦。地鶏の生産者がいない高千穂町と連携し、観光客が多い高千穂町の道の駅などで販路拡大に取り組みます。
(諸塚村のまちづくり会社 森佑介代表)
「競合性の低い地鶏で地域間連携の一点突破を図りたい。目指すべきは5町村がリソース共有したパートナーシップの形成と考えています」
ローカルフードプロジェクトは、昨年度までの3年間に県内で21の事業が採択され、59のサービスや商品が開発されています。今年度も、国や県から補助を受けてプロジェクトが進められ、来年3月に事業成果の発表会が開かれます。