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「福男選び」中止 500人が歩いて参拝

2021年1月10日 9:24
「福男選び」中止 500人が歩いて参拝

兵庫県の西宮神社では、毎年恒例の「福男選び」が、今年は新型コロナウイルスの感染拡大防止のため中止となり、例年の10分の1となる500人が、参道を歩いて参拝しました。

10日朝、西宮神社では、午前6時の開門とともに、例年の10分の1となる約500人が、神社の関係者に誘導されながら本殿に参拝しました。

神社では毎年この日、「十日えびす」の恒例行事として、参拝客が本殿を目指し駆け抜け、いち早く参拝した人が「福男」に認められる「福男選び」が行われています。今年は新型コロナウイルスの影響で、1967年以来、54年ぶりの中止となり、静かな参拝となりました。

西宮神社・吉井良迪さん「みなさんが明るい気持ちで安全に参拝できるように準備を進めてきました。来年ぜひ、盛大に福男選びを催行できたらと思っています」

神社では、縁起物の授与などを今月末まで延長し、期間中、分散して参拝してほしいと呼びかけています。