イノシシ“大雪”で人里に…ケガ人も 新潟
新潟・糸魚川市で、雪の中から次々と現れるイノシシの集団が撮影されました。
道路脇の雪の中から次々と現れるイノシシ。親子でしょうか、小さなイノシシの姿も確認できます。その数6頭。
糸魚川市で撮影されたイノシシの集団。車が走り出すと、逃げるように雪の中に消えていきました。
市内の別の場所では、大雪の中、イノシシが除雪車に突進する様子も。
糸魚川市では11日、合わせて男女3人がイノシシに襲われ、頭や足にケガをしたということです。
被害は柏崎市でも。12日、男性2人がイノシシに襲われ、1人は右手をかまれて薬指を切断するなどの被害がありました。
目撃者「(手を)食いちぎられるちょっと手前くらいの傷でしたね。俺もスコップで鐘をコンコン鳴らして、そしたら向こうに行った、そしたらやられた」
地元では被害を受け、緊急で対策を行いました。
地元の人「通り道にこのように、箱罠というものを設置させていただきました」
既にイノシシ1頭を捕獲したということです。
イノシシに詳しい専門家は―。
野生動物に詳しい野紫木洋さん「とにかく大雪で食べ物がない、探しに出た、雪のない所といえば平地か海岸線の所だということだと思います」
柏崎市は大雪の影響で、イノシシがエサを求めて人里におりてきているとして、注意を呼びかけています。